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宴会の女王 [丁稚居候時代]

パラオのAショップで最初に学んだことと言えば・・・・


電話をかけることかな?


あの頃のパラオは市内電話!?が無料だった。
(今はどうなんでしょう?)
知っていたけど、それまで電話かけたことがなかったんです。

だって・・勇気がいるじゃないですか:汗
でも、必要に迫られてかけるようになりました。




それは夜の宴会の予約



広告などで1人でも大丈夫!

と書いてあるけど、それはダイビングのこと
私が働き始めた頃はそう言ったゲストと夕食の場を作ったり
することはほとんどなく・・・・
撮影の時くらい?でした。

(あのショップはとても取材が多くて月の半分は撮影隊が来ていた)


ゲストの数が多いAショップ
もちろん一人で来るゲストも少なくない

自分も一人で旅行したことがあるからよくわかる
夕方になると何となく落ち着かない
夕ご飯はどうしよう・・・どこで食べよう・・・・汗


そんな気持ちがわかってしまう私は・・・・
ホテルに送る時車に乗った7人程のゲストに


『今日の夕飯はどうするんですか?』


と声をかける。

初心者さん=パラオも初めて=もしかしたら一人旅も初めて?
のゲストさんはもちろん



『どうしようかと思っていたんです:汗』



『じゃあ、皆で一緒にどこかに食べに行きますか?』



『賛成!』




必ずと言っていいほど意気投合してしまう。



私もどうせスパイ扱いだから一人ご飯だし
パラオのレストランにはゲストを連れて行くと
ガイド分が無料になるお店なんかもあってお得だし
何よりもゲストが皆喜ぶし


一石二鳥!!




そんなこんなで結構な人数になる
もちろんいきなり行っても席がない
おのづと予約が必要となる


それで・・・電話なのです。



いろんなレストランに行きましたが
飲めていろんなものが食べれてパラオも少し感じられると言う点で

D亭は私の大得意でした。

週に2~3回は通ってました:汗


ある日、D亭に予約の電話をかけた



Can I resarvation for dinner? 10 persons??
(夕飯の予約できますか?10人だけど)


Sorry... Full booking
(すみません、満席です)


え~!!駄目なの?


DAME NE.....


ほんとうに?


HONTO HONTO


私、Aショップの大西サトミだけど・・・


CHOTTO MATTE



(何やら話している・・・・)



あ、大西さん? 大丈夫!大丈夫!来て来て~ 何人?



10人じゃ無理ですか?




あああ・・・・んんん・・・・




どうにかします。どうにかさせます。大丈夫。




では・・7時に伺いますね


とりあえずOKをもらったがどんなことになるんだろう?
と心配しつつ7時に10人を引き連れD亭へ



いらっしゃ~い!!


こちらへどうぞ!!



なんと、私達の席は入って真正面の一番良い席だった:汗





やるじゃん!店長!!




皆でナポレオンのかぶと煮、蝙蝠のスープ?・・・・・
それと忘れちゃいけないのは美少年。
(いや、美形の青年ではなく日本酒の名前)

たらふく食べて飲んで満足満足!



ほろ酔い気分のままゲストをホテルまで車で送り届けるのであった・・・

あ。。。これは時効・・・・ですよね(笑)
(あの頃はかなり強かった気がする。酔った覚えがない!?:言い訳)


思えばあの頃に
宴会の女王の名を得たような気がします



D亭の店長、私のこと覚えてるかな~・・・

覚えてないだろうなあ~・・・

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